就活を始める時には必要なものを揃えることから始めましょう。これまでの学生生活とはまた違ったものが必要になるため、就活グッズとして何を準備しておけばよいかを事前に把握しておくと直前で焦らずに済みます。
スーツは会社説明会や選考会以外にも、インターンシップなどで着用するため、早めに準備しておきましょう。
さらに着用するスーツに合わせて、男性と女性、それぞれ次のアイテムも揃える必要があります。男性ならスーツの下に着用するシャツ、ネクタイ、靴下、ベルト、革靴で、女性はブラウス、ストッキング、パンプスが必要です。
持つ鞄もビジネスシーンに合うものを準備しておきましょう。A4サイズの書類を折り曲げずに入れることができ、床に置いたときに倒れないものであれば、必要な時に必要な物をすぐに取り出すことができて便利です。
また、筆記試験などはスマートフォンや携帯電話の電源を切るように指示されることが多いので、時間を確認できるアイテムとして腕時計の準備もしておきましょう。
なお、いずれも大きなロゴなどでブランドを強調し過ぎるタイプのものは、できるだけ避けたほうがよいでしょう。
ハンカチ、ティッシュペーパーは最低限のエチケットとして持っておくことが大切です。
履歴書やエントリーシートなどを記入するためのボールペンは最低でも必要ですし、ノートやメモ帳は説明会でのポイントメモには必須です。
なお、最近は書いても消せるボールペンがあり、便利なので愛用している人も多いでしょう。けれど、インクが熱に弱い性質から、コピー機の熱や直射日光、気温や室温によって消えてしまうことがありますので、公的な文書には不適切です。履歴書やエントリーシート、封筒の宛名書きには通常タイプのものを使用するようにしてください。
県外企業を受ける場合には交通費が支給されることもあり、領収書に印鑑が必要になることがありますので、シャチハタではなく、一般的な認め印と朱肉を準備しておきましょう。また、学生証も忘れず所持しておくようにしてください。
選考の日程調整、そして合否連絡など、企業から連絡があった時に迅速に対応できる体制を整えておく必要があります。会社説明会の予約に企業からのメール確認など、素早く対応できるようにしておきましょう。
また、携帯にスケジュール管理アプリを導入しておくと、会社説明会、エントリーシート提出締切日、面接など、日程の漏れや重複など起きることなく管理できますし、地図や乗換案内アプリを入れておくと道に迷った時などに安心です。
履歴書やエントリーシートに貼る証明写真は、インターンシップに応募予定ならその前、応募しないなら就活が本格化する前に準備しておいてください。いつ提出を求められてもよいように、複数枚余分に準備しておくようにしましょう。
なお、スピード写真は時間が経つと劣化してしまうので、就活に使う写真は必ず写真館などで人に撮ってもらいましょう。
突然の雨に対応するために折り畳み傘、手鏡や、くし、整髪料や化粧直し道具、さらに女性ならストッキングの予備はあると安心ですし、携帯の充電器やモバイルバッテリーを用意しておくと、電源が切れた時に対応できます。
いずれにしても就活に使うものなので、ビジネスの場にふさわしいかという視点で、着用するものや所持するものを選ぶようにしましょう。
